「NHK」という国家の押し売り

NHKの受信料がいろいろなところで話題を巻き起こしている。

NHKはイヌにも視聴権があるらしい。。。とても親切な放送局だ。

イヌ語でも放送しているのだろう。私は見たことはないのでたぶん

深夜帯でやっているのだろう。犬はこぞって見るのであろう。

日本放送協会。略してNHKだ。

国で運営されている放送局である。受信料は国民が負担する義務がある。

いわば税金のようなものだ。受信料の支払いは義務なのである。

しかし、私は見ない。NHKに見たい番組もないのである。

買わない商品に対価も何もないように思われる。

表現の自由の確保”のための対価であるという理屈もあるだろう。

しかし、NHKで自由に表現されているものがあるだろうか。

国会中継を垂れ流ししてるだけの番組に何の表現があるのかわからない。

そんなものネットで中継を配信すればいいだけのことである。

そうすると年寄りが見れないと言い出す。最近はらくらくスマホ

あるんだからそれにアプリをいれてでも見ればいいと思う。

電波は公共財である。特にNHKはである。老人のためだけにあるのではない。

しかし、国民広く知らしめるのにテレビである必要があるのだろうか。

私は東日本大震災の被災者の一人である。被災したとき役に立ったものの一つ

といえばラジオである。ラジオで原子力発電所の爆発の第一報を聞いた。

次の日、その詳細を新聞で知った。

当時停電だったのでテレビは使用できなかったのである。

そういう経験からしてもテレビはそれほど役には立たなかった。

情報の伝達という意味ではラジオで十分であった。

今のNHKを観察という意味で見るとほぼほぼ民放とかわりがない。

視聴率を目指しているのだろうか。国民に媚びる番組を作るつもりであろうか。

老人が「チコちゃんに怒られる、チコちゃんに怒られる」と言っているのに

腹が立つ。流行にでも乗ったつもりなのだろうか。

いまだに老人は流行に乗る恥ずかしさも知らないのだからあきれたものである。

そんな番組も民放でもいくらでも作れるものである。実際似たような番組も

今もある。NHKが民放化してどうするのであろうか。

受信料を支払っていただいている国民の皆様に見てもらえるように媚びる番組を

作るのだろうか。NHKでバラエティーを放送する意味を見出せないのである。

それは単に国家が押し付けた番組の押し売りにすぎないと思う。

もはやNHKの役割は終えたのではないのだろうか。

情報伝達の速度はインターネットにはかなわない。

情報の保存性の観点からは新聞には勝てない。テレビは新聞のようには見返したりできないからだ。

こう考えていくと、NHKというテレビ番組の押し売りを廃止して

NHKの放送の代わりになる新聞を作ってみたらいいのではないかと思う。

NHKの代わりに新聞社を作る方が時代にあったものができるのではないかと思う。

国民が作る新聞である。

また、それをまかなうのは新聞の販売による売り上げにするのである。

私心ではあるが性質上、補助金なども多少出してもよいのではないかとも思う。

それにより放送の受信料は払わなくて済むようになるのではないだろうか。

また、スポンサーは国民なので表現の自由などもどの新聞社、放送局よりも

守られると思う。

新聞のほうが様々なことに対して批評もしやすいのではないだろうか。

また、あそこにこう書いてあったとかここにこう書いてあるなど、指し示しやすくもなる。

それは新聞の特性の一つだと思う。

それはNHKというほぼほぼ民放になりつつ放送局よりも

国民に役に立つ公共財になるのではないだろうか。